2019年10月04日

けやき内科が参加した気管支喘息の臨床研究の結果が発表されました。

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けやき内科のブログをごらんいただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

9月28日から10月2日までスペインのマドリッドでEuropean Respiratory Society (ヨーロッパ呼吸器学会)が開催されました。この学会において日本でおこなわれた臨床研究「気管支喘息患者のコントロール状態評価に関する臨床研究:MARGIN Survey」の結果が発表されました。

この臨床研究は気管支喘息患者様を対象におこなわれたもので、気管支喘息の増悪の頻度と通常の病状コントロールレベルの関連性等を検査値やアンケート調査によって長期間にわたり調査したもので、日本全国の喘息専門医がいる病院・診療所で実施されました。けやき内科におきましてもご同意いただけた患者様を対象に、今回の臨床研究に参加させていただきました。今回の臨床研究の結果は慢性疾患である喘息の長期的な治療方針をたてる上で非常に有用な結果が得られたと考えております。

このような臨床研究は医学・医療の進歩にはかかせないものですが、なによりも参加にご同意いただける患者様あってのものだと思います。ご参加いただいた患者様にはこの場をかりて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

こういった臨床研究への参加経験から得られた知見を日常の診療にいかし、今後も医療レベルの維持・向上につとめていきたいと思います。
今後ともけやき内科をよろしくお願い申し上げます。
posted by けやき内科 at 05:00| 院長より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする