
7月21日に開催されました「気管支喘息」のWeb講演会、「GSK喘息WEB講演会in東海」に参加いたしました。今回の講演会では「気管支喘息」の専門医として診療を行う中でコロナ禍においてどのような点に注目すべきかも含め、私自身が講演をさせていただきました。
けやき内科には大変多くの気管支喘息の方が通院されていましたが、コロナ禍となって受診びかえをされるような方もおられ一時期2割ほど患者数が減っておりました。一方で新型コロナウイルスの感染に伴って気管支喘息の病状が悪化することが知られるようにもなり、現在は受診びかえをされていた方も再度通院されるようになりましたが、医療者側では「コロナ禍において、いかに気管支喘息が悪化することなく治療を進めるか」ということが重要視されようになっています。また「気管支喘息」の診断や病状評価に必要となる「呼吸機能検査」「FeNO測定」などの検査については、「感染リスク」を回避するためにどのような対策をとって行うべきか、学会等からも様々な提言が出されています。
今回のWeb講演会では、日本の気管支喘息のガイドラインもふまえた喘息診療の考え方を私自身の経験も加味して講演させていただきました。ご聴講いただいた先生方のお役にどれほどたてたかはわかりませんが、一喘息専門医の取り組みとしてお考えいただければ幸いです。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。