2022年11月12日

今日は「World Pneumonia Day (世界肺炎の日)」です。

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「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
 今日11月12日は「World Pneumonia Day (世界肺炎の日)」です。世界はいまだにコロナウイルスによる「新型肺炎」のパンデミックから脱出できていませんが、以前から特に途上国においては小児の「肺炎」による死亡が大きな問題となっていました。「Stop Pneumonia」 のホームページでは、2021年に新型コロナウイルスCovid-19を含む呼吸器感染症での死亡者数は600万にものぼったことをあげ、小児における肺炎のリスクは特に大きなものであることに警鐘を鳴らしています。
 日本においては2021年の人口動態統計にによると、コロナウイルス以外の細菌性肺炎も含めた肺炎死亡者数は73,190人と、感染対策が功を奏したのか肺炎全体の死亡者数は2020年に比べて5000人ほど減少となっていますが、それでも日本における死因の第5位となっています。特に高齢者における「肺炎」の死亡率の高さは問題となっており、いかに「肺炎」を予防するか、いかに早期診断し、いかに治癒につなげるかということが課題になっています。「新型肺炎」も肺疾患などの基礎疾患がある事以外に「高齢者」が危険因子である事はみなさんご存知の通りです。
 細菌性の「肺炎」やコロナウイルスによる「新型肺炎」の予防のためには「手洗い」がもっとも重要です。特に外出から帰宅した際には必ず行う事をおすすめします。新型コロナウイルスに対しては現在「オミクロン株」に対応したワクチン接種も実施しております。ご希望の方は是非ご予約ください。また「肺炎」を起こす細菌のうち「肺炎球菌」については「予防接種」を受けることが可能です。定期接種である「成人用肺炎球菌予防接種」は名古屋市では65才以上の方はお一人一回に限り自己負担4,000円で接種することができます(接種後5年間有効、再接種については全額自費)。「けやき内科」でも予約制で実施しております(キャンセル不可)ので、ご希望の方は是非お問い合わせください。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
posted by けやき内科 at 05:00| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする