けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。今回は広島の「広島アレルギー呼吸器クリニック」の保澤総一郎先生に特別講演をお願いし、私自身はキーノートスピーチと座長・司会進行を担当いたしました。
気管支喘息は内科の診療をやっていく上では必ずと言っていいので遭遇するいわゆる「common disease」ですが、コロナ感染症の流行に伴って感染対策をいかに行いながら、喘息の病状評価の指標である「呼吸機能検査」を行うか等が課題になってきました。またコロナウイルス感染症を契機に気管支喘息の症状が増悪したり、またコロナウイルス感染症をきっかけに咳などの症状がひどくなって気管支喘息と診断されたりと、コロナウイルス感染症と気管支喘息は診療を行う上では注意を要する部分がいくつもあります。
今回の保澤先生の講演では、日本や国際的な気管支喘息のガイドラインの内容をわかりやすく説明いただく中で、ご自身の診療データも一部紹介いただき大変勉強になりました。また講演会の後のディスカッションでは、多くの先生方からさまざまな意見をいただき大変勉強になりました。
今回の講演会で得られた知見を早速これからの診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。