2019年10月28日

「気管支喘息」と「COPD」の講演会に参加してまいりました。

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けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

福岡で開催された「気管支喘息」と「COPD」の講演会に参加してまいりました。
私は呼吸器内科を専門としていますため多くの「気管支喘息」と「COPD」の患者様の診療をさせていただいております。したがって「他の病院に通院していても良くならない」「今の治療でいいのか心配だ」という方も時にお見えになります。そのような場合、専門的な立場で判断させていただくと治療が不十分であったり、場合によっては診断が異なっていたりする場合もゼロではありません。非専門の医療機関では検査の実施が困難な場合もあり、なかなか限界があるであろうことを常日頃から感じております。(これは逆も真であり、私にとっての呼吸器内科以外の分野においての診療における戒めともなっています。)現在様々な分野で過去のデータを基にした「ガイドライン」が存在することも事実であり、専門医の立場としてはそういったガイドラインを遵守しつつも自身の経験も礎として診療を実践しています。自身としてはこのスタイルは間違っていないと考えており、まただからこそ地域医療において「呼吸器専門医」としての役割をになっていけるのではないかと思う次第です。
今回の講演会に参加して、日常診療においてどのような姿勢で臨むかということを色々考える機会となりました。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2019年10月27日

「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。

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けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。
今回の講演会では、日本における「気管支喘息」の診療’・研究で第一人者の先生方のご講演ののち、この地域で喘息診療の中心を担う先生方も加わってのディスカッションが行われました。
「気管支喘息」の患者様は長期間持続する「咳」を主な症状として病院を受診されることが多いですが、症状のみで安易に診断できることはもちろんありませんが、「気管支喘息」以外の「マイコプラズマ感染症」等の気道症状が遷延しうる他疾患との鑑別が治療方針を決める上で非常に重要です。一方「気管支喘息」と診断された場合でも、現在同じ喘息であっても様々なタイプがあることがわかっており、そのタイプによって適切な薬剤選択を行うべきであると考えられています。特に重症な気管支喘息に対して現在注目されている「抗体製剤」についても、適切な判断のもと使い分ける事により治療効果がより得られると考えられています。
今回の講演会に参加して、これまでの知識が整理されたとともに最新の知見を得ることもできました。今後の診療に早速活かしていきたいと思います。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。





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2019年10月04日

けやき内科が参加した気管支喘息の臨床研究の結果が発表されました。

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けやき内科のブログをごらんいただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

9月28日から10月2日までスペインのマドリッドでEuropean Respiratory Society (ヨーロッパ呼吸器学会)が開催されました。この学会において日本でおこなわれた臨床研究「気管支喘息患者のコントロール状態評価に関する臨床研究:MARGIN Survey」の結果が発表されました。

この臨床研究は気管支喘息患者様を対象におこなわれたもので、気管支喘息の増悪の頻度と通常の病状コントロールレベルの関連性等を検査値やアンケート調査によって長期間にわたり調査したもので、日本全国の喘息専門医がいる病院・診療所で実施されました。けやき内科におきましてもご同意いただけた患者様を対象に、今回の臨床研究に参加させていただきました。今回の臨床研究の結果は慢性疾患である喘息の長期的な治療方針をたてる上で非常に有用な結果が得られたと考えております。

このような臨床研究は医学・医療の進歩にはかかせないものですが、なによりも参加にご同意いただける患者様あってのものだと思います。ご参加いただいた患者様にはこの場をかりて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

こういった臨床研究への参加経験から得られた知見を日常の診療にいかし、今後も医療レベルの維持・向上につとめていきたいと思います。
今後ともけやき内科をよろしくお願い申し上げます。
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2019年09月29日

「呼吸器専門医」の講演会に参加してまいりました。

2019秋呼吸器専門医講演会.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました呼吸器専門医の講演会「Respiratory Expert Meeting」に参加してまいりました。
今回は一般講演として清須市のはなさきクリニックの加藤栄志先生から、清須市の集団検診における慢性閉塞性肺疾患(COPD)の啓発の取り組みをご発表いただき、続いて特別講演としてこの分野における第一人者の一人である愛知医科大学呼吸器内科准教授の伊藤理先生より「ACO: Asthma-COPD Overlap: 喘息COPD合併症」についてのご講演をいただきました。伊藤先生の講演につきましては、ふつつかながら私が司会進行をつとめさせていただきました。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は主に喫煙によって生じる咳・痰・息切れといった症状を主体とした、慢性的に進行する呼吸器疾患です。一定期間喫煙されていると仮に禁煙されたとしてもある程度の年齢になると発症する可能性のある疾患で、慢性的に進行することから患者様本人は症状に気づかず経過している場合もあり、現在日本における未診断の潜在性COPD患者数は650万人以上とも言われています。今回加藤先生からは過去5年間の清須市集団検診受検者約2,000人を対象とした啓発活動のデータを教示いただきました。一般の方への啓発活動というのは非常に重要ではありますが、一診療所の医師としてはなかなか取り組むことが難しい課題です。そういう意味では加藤先生の取り組みは大変素晴らしく、その姿勢を見習わなければいけないと強く感じました。
また伊藤先生からは、今一つのトピックスである「ACO」について日本や国際ガイドラインのお話から、先生ご自身の診療経験、臨床試験データから薬理学的データまで、大変幅広くご講演いただき非常に勉強になりました。伊藤先生の巧みな話術もあり大変楽しい時間を過ごすことができ、講演後のディスカッションも活発にされ有意義な時間を過ごすことができました。
今回の講演会に参加して、勉強になったことはもちろんですが今後の診療に取り組むにあたっての大きな刺激ともなりました。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
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2019年09月22日

名古屋大学医学部呼吸器内科教授退官記念祝賀会に参加させていただきました。

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けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
昨日名古屋で開催されました名古屋大学医学部呼吸器内科元教授の長谷川好規先生の退官記念祝賀会に参加させていただきました。
私は平成10年4月から約2年半の間、名古屋大学医学部附属病院にて診療と研究に携わっておりました。当時名古屋大学医学部の内科はいわゆる「ナンバー内科制」で私は「第二内科」の呼吸器内科に所属していましたが、長谷川先生は「第一内科」の呼吸器内科のリーダーでいらっしゃいました。当時「ナンバー内科制」から「臓器別内科制」に移行しようとする時期であったため、第一内科と第二内科の呼吸器内科グループが合同でカンファレンスなどをやり始めた時期でした。私が名古屋大学医学部附属病院を辞めて半田病院に赴任した後に第一内科と第二内科の呼吸器内科が統合され、しばらくして長谷川先生が名古屋大学の呼吸器内科学の教授になられましたので、実は名古屋大学の中で直接の上司部下としての関係となった事は一度もありませんでした。
しかしながら長谷川先生は学会や研究会でお会いすると必ず私に声をかけてくださり、勤務医時代はもちろんですが開業してからも変わらず接してくださいました。現在私がこの地域の病診連携システムの構築を目指している「愛知県COPDネットワーク」に参加させていただいているのも、長谷川先生のおかげに他ならなく、それ以外にもお世話になっている点は数知れず勝手ながら私自身は長谷川先生は私の医者人生における「恩師」の一人と考えております。
今回の退官記念祝賀会は、そんな私にとって大変感慨深いものでした。またかっての同僚や上司、同級生とも会うことができ楽しい時間を過ごすことができました。

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