昨日開催されました「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」のWeb カンファレンスに参加いたしました。
今回は特別講演として、湘南鎌倉総合病院の野間聖先生にご講演いただきました。「COPD」は喫煙習慣によってひきおこされる、いわば肺の生活習慣病です。喫煙による気道の炎症や、構造破壊(気腫性変化)にともなっておきる「せき」「たん」「いきぎれ」といった症状を呈する疾患で、呼吸機能検査による閉塞性障害(一秒率70%未満)の存在が診断基準の一つとなっています。その一方で日本の医療機関における呼吸機能検査の実施率の低さがかねてから問題となっており、特に診療所においては呼吸機能検査を実施されることなく「COPD」の診断がなされている現状、「COPD」の診断率が低く潜在性COPD患者が存在している現状が問題視されています。今回野間先生の講演ではCOPDの診断から治療について、疾患概念における閉塞性障害の意味合いにまで掘り下げ、国際ガイドラインにおける治療指針の考え方まで詳細にご講演いただき大変勉強になりました。特別講演後のディスカッションにおいては、野間先生の普段の熱意ある日常診療の様子が垣間見られ、大変有意義な時間を過ごすことができました。野間先生は私が開業前に勤務していた公立陶生病院で一緒に働いたことがあり、当時も大変アグレッシブに診療にとりくんでいた姿が大変印象にのこっていますが、10年以上経った今でも熱心に診療に取り組んでみえると感じ大きな刺激となりました。野間先生ありがとうございました。
今回の講演会に参加して得られた知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。







