2023年12月11日
名古屋大学呼吸器内科同門会に参加いたしました。
けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末に開催されました「名古屋大学呼吸器内科同門会」に参加してまいりました。
以前お世話になった病院の先生方や、共に名古屋大学で研究や診療をした先生方と久しぶりにお会いすることができ、大変楽しい時間を過ごすことができました。
また名古屋大学医学部呼吸器内科に石井教授が着任されて初めての同門会ということもあり、現在の名古屋大学呼吸器内科の体制を知ることもできましたが、私が陶生病院に勤務していた時代の若手医師達がリーダー的な存在となっている様子も分かり、大変頼もしく感じました。
自分自身もまだまだ頑張っていかねばいけないと、たいへん励みになった次第です。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年10月01日
「気管支喘息」のセミナーで講演させていただきました。
「気管支喘息」のセミナーで講演をさせていただきました。今回は完全Web配信のみのセミナーでしたが、一般内科診療を行う開業医の先生方、調剤薬局の薬剤師の先生方に多数ご参加いただきました。
「気管支喘息」は「咳」や「息苦しさ」「喘鳴」といった多彩な症状を呈する、慢性アレルギー疾患です。毎年このくらいの季節、夏から秋にむかう季節のかわりめに症状を自覚される方も多く、また現在コロナ感染症もかなり増えている中コロナ感染後に咳が治らないという方の中で喘息と診断される方もおり、初診で喘息と診断される方も増加している状況です。ただ注意が必要なのは喘息は症状のみで判断してしまうと病状を過小評価してしまう場合もあり、呼気NO測定や呼吸機能検査などで、できる限り詳細に病状判断をした上で治療薬を選択をするべきだと考えられています。
また現在喘息の治療薬については吸入薬が中心となることは間違いないのですが、さまざまな種類の吸入薬が使用できる状況の中、それぞれの薬剤の特徴や吸入回数・吸入方法などをきちんと理解していないと効果が十分に発揮できない場合もあります。選択肢が増えるのはいいことなのですが、逆にそれが混乱を招いている可能性もゼロではありません。
今回は一開業医の呼吸器専門医として10年以上喘息診療を行ってきた中で、現在の喘息診療ガイドラインの考え方なども交え私見も含め講演させていただきました。講演後に質問も複数いただき、聴講いただいた先生方の熱心な姿勢が伝わってきました。私の講演が多少なりとも今後の診療の一助となりますと幸いです。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年09月01日
「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。
「気管支喘息」の講演会に参加してまいりました。今回は広島の「広島アレルギー呼吸器クリニック」の保澤総一郎先生に特別講演をお願いし、私自身はキーノートスピーチと座長・司会進行を担当いたしました。
気管支喘息は内科の診療をやっていく上では必ずと言っていいので遭遇するいわゆる「common disease」ですが、コロナ感染症の流行に伴って感染対策をいかに行いながら、喘息の病状評価の指標である「呼吸機能検査」を行うか等が課題になってきました。またコロナウイルス感染症を契機に気管支喘息の症状が増悪したり、またコロナウイルス感染症をきっかけに咳などの症状がひどくなって気管支喘息と診断されたりと、コロナウイルス感染症と気管支喘息は診療を行う上では注意を要する部分がいくつもあります。
今回の保澤先生の講演では、日本や国際的な気管支喘息のガイドラインの内容をわかりやすく説明いただく中で、ご自身の診療データも一部紹介いただき大変勉強になりました。また講演会の後のディスカッションでは、多くの先生方からさまざまな意見をいただき大変勉強になりました。
今回の講演会で得られた知見を早速これからの診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年08月28日
「COPD (慢性閉塞性肺疾患)」の講演会に参加いたしました。
「COPD (慢性閉塞性肺疾患)」の講演会に参加してまいりました。今回は静岡県立総合病院の白井敏博先生にガイドラインを中心にCOPDの治療についてご講演いただき、私は座長・司会進行を務めさせていただきました。
COPDは主に喫煙を原因とする慢性進行性の呼吸器疾患で、咳や痰、動いた時の息切れなどの症状を特徴としますが、症状を自覚した時にはすでにある程度進行している場合もあることから早期診断・早期治療導入が重要であると考えられています。その一方でCOPDのおよそ40%はアレルギー疾患である「喘息」を合併していると考えられており、その場合は治療薬として気管支拡張薬に加え吸入ステロイド薬が必要と考えられています。また現在COPDに使用できる吸入薬は何種類もありますが、気管支拡張剤である長時間作動性β刺激剤と抗コリン薬、それに吸入ステロイド薬を加えた「トリプル療法」を’うまく行うことで、より効率よく患者様の病状をコントロールできると考えられています。
白井先生はこの領域の第一人者と言っていいほどご高名な先生ですが、今回のご講演ではガイドラインを中心にご自身の経験された症例も交え大変わかりやすくご講演いただきました。今回の講演会で得られた知見を、早速これからの診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年07月23日
「長引く咳の診断と治療」について講演をさせていただきました。
瀬戸旭長久手薬剤師会学術講演会にて「長引く咳の診断と治療」について講演させていただきました。
「咳」の原因としては「風邪」をはじめとする感染症に伴うものが圧倒的に多いのですが、長引けば長引くほど感染症以外の原因を疑うことになります。感染症以外の「長引く咳」の原因としては「気管支喘息・咳喘息」「アトピー咳嗽」「逆流性食道炎」「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」「副鼻腔炎・後鼻漏」など様々ですが、複数の疾患を合併している場合もあり、治療方針の決め手となるのは「いかにきちんと診断されているか」ということになります。一方で正しい診断に基づいて適切な治療が行われているものの、咳が残る「治療抵抗性」の方が存在するのも事実です。「長引く咳」の原因として多くを占める「喘息」についても適切な治療が行われていても咳が残る場合はありますが、喘息の場合「のみ薬」ではなく「吸入薬」が主体であることもあって「きちんと吸えているのか」「薬剤として適切でも使い方は適切なのか」などの薬剤の使用法についても問題が生じていないかを考察する必要があります。またそういった問題をクリアしても症状が残る場合はどうするかということはこれからの課題であるといって良いでしょう。
今回は一臨床医としてガイドラインの内容もふまえて講演させていただきましたが、少しでも薬剤師の先生方のお役に立てましたら幸いです。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年07月12日
「みんなの呼吸器 Respica」にてケーススタディを担当いたしました。
呼吸療法の専門誌「みんなの呼吸器 Respica」の「気管支喘息」の特集号にて執筆分担させていただきました。この雑誌は一般の方・患者様を対象としたものではありませんが、気管支喘息の診療に携わる医師・看護師・薬剤師などの医療従事者の方々に専門的医療機関がどのような診療を行なっているかをお伝えする内容となっており、外来診療から増悪時の入院治療に至るまで喘息治療の内容が非常にわかりやすくまとめられています。今回は瀬戸市の公立陶生病院の横山俊樹先生がプランニングされたこともあり私にもお声がけいただいたわけですが、私が担当したのは「外来で初めて気管支喘息と診断された患者様の治療をいかに行うか」という内容で、ケーススタディとして執筆させていただきました。私以外には愛知医科大学の伊藤理教授、藤田医科大学の堀口高彦名誉教授、横山先生をはじめとする陶生病院の諸先生方や、第二日赤の村田先生やしらき内科クリニックの白木先生など、この地域で今喘息診療に熱心に取り組んでみえる先生ばかりが執筆分担されております。呼吸器専門医ではない一般内科診療所の先生方にもご覧いただきたい内容となっておりますので、ご興味のあられる先生は是非一度ご一読いただけますと幸いです。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年05月01日
「第63回 日本呼吸器学会学術湖宴会」に参加してまりました。
東京で開催されました「第63回 日本呼吸器学会学術講演会」に参加してまいりました。
コロナの流行が始まってからはリモートでの参加でしたので、久しぶりの現地参加です。日本全国の呼吸器専門医が集まる学会でもあり、今回久しぶりに現地参加をされた先生方が多かったのか、コロナ前ほどの人ではありませんでしたが多くの先生方が現地参加してみえました。
今回は呼吸器専門医であり開業医でもある医師のシンポジウムに参加したり、ここ3年ほどのコロナ流行を振り返っての感染対策のあり方の講習会に参加したり、気管支喘息やCOPDのセミナーに参加したりと駆け足で周り充実した時間を過ごせました。
今回他施設の先生と実際にあって、ちょっとした近況をお伺いしたりもしましたが、こういった情報交換はリモート参加ではできないので現地参加の良い点を久しぶりに感じました。
今回の学会に参加して得られたものをこれからの診療に早速活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年04月16日
「気管支喘息」のWeb講演会に参加いたしました。
4月12日に開催された「気管支喘息」のWeb講演会に参加いたしました。この講演会は昨年の6月に開催された講演会と同じシリーズで、今回も昨年同様私と半田市の乙川さとうクリニックの佐藤慎二先生とで、私が喘息の診断・病状判断と吸入薬を主体とした治療計画の考え方を中心に、佐藤先生が重症喘息患者を対象に用いられる「生物学的製剤」を中心に講演させていただきました。今回は藤田医科大学の堀口高彦名誉教授を座長にお迎えし、Zoom にて多くの先生方にご聴講いただきました。
気管支喘息は咳や息苦しさといった症状を特徴とする慢性疾患ですが、内科診療をやっている医師であれば必ず診ることがあるといっていいくらい一般的な疾患です。その一方で病状判断や治療選択において、症状のみを基準に治療が行われてしまうと正しい病状判断・治療選択がされず、病状の改善が不十分となってしまうことも珍しくありません。一方適切な治療によって8割以上の方が喘息症状のない状況でコントロール可能とされる一方で、一部の患者様は従来の治療ではなかなかコントロールできず新しく開発された「生物学的製剤」を必要となる事もあります。佐藤先生は大変多くの喘息患者様の診療を行っておられ、重症喘息の治療の経験も豊富で、佐藤先生のご講演は大変勉強になりました。また参加いただいた先生方からご質問もいくつかいただき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
これからも地域における気管支喘息の専門的診療を行う医療機関として励んでいきたいと思います。今後ともけやき内科をよろしくお願いいたします。
2023年02月12日
「気管支喘息」について講演させていただきました。
昨日開催されました「ドクターズミーティング in TOKAI」にて「気管支喘息」について講演させていただきました。
この講演会は一年に一度開催されるものですが、参加者は私の中学・高校の同級生の医師に限られております。私は名古屋市の私立東海中学・高校の卒業なのですが、同級生のうち100名近くが日本全国で医師として働いております。私のように開業医もいれば、大学の教授や総合病院の診療科長・院長・副院長、最先端医療の研究者、医師免許を持つ会社社長など、同じ医療業界でもさまざまな立場のものがおります。単なる開業医の私が何を講演するべきか少し悩みましたが、医師であれば間違いなく診療した経験がある疾患として「気管支喘息」を選ばせていただきました。自分達が医師になった頃と現在の違いや、ガイドラインの紹介、私自身がどのような考え方で診療をおこなっているかなど講演させていただきました。また今回は医療業界以外から弁護士の村瀬先生をお招きして「医師をめぐる法律問題」についてもご講演いただき、なかなかこのような講演を聞く機会がないこともあり大変勉強になりました。
今回私の講演の座長をしていただいた中京病院消化器内科の長谷川泉先生は中学高校時代に共に吹奏楽部で過ごした間柄で、弁護士の村瀬先生と講演座長を担当した佐藤温先生は中学一年の時のクラスメイトであり、中学高校を共に過ごした同級生とこの歳になってもこのような形で関わりが持てるのは大変嬉しいものです。一宮の渡辺外科渡辺敦先生をはじめとする幹事の先生方に大変感謝いたします。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
2022年12月11日
名古屋大学呼吸器内科学講座の教授就任祝賀会に参加いたしました。
けやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。
本日開催されました名古屋大学医学部呼吸器内科学講座の教授就任祝賀会に参加いたしました。
本年6月に教授として着任されました石井誠先生は、慶応大学の呼吸器内科で研鑽を積まれた先生で、今回の祝賀会ではこれまで石井先生が取り組んでみえた研究実績や今後の名古屋大学呼吸器内科における展望を石井先生ご自身からお話いただき、熱く思いを語られるお姿に大変感銘を受けました。
また私を含めて参加者のほとんどにお声をかけられているお姿を拝見して、呼吸器内科学講座の発展に真摯に取り組もうとしているのを感じました。
私のような一診療所の医師の立場で言うのも烏滸がましいですが、石井教授のご指導のもと今後の名古屋大学呼吸器内科学講座の発展を祈念いたします。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。







