2019年09月01日

「気管支喘息」と「COPD」の講演会に参加してまいりました。

2019久米先生講演会.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「気管支喘息」と「COPD」の講演会に参加してまいりました。ご講演いただいたのはこの領域の診療・研究において第一人者であられる久米裕昭先生です。久米先生は以前名古屋大学医学部付属病院の呼吸器内科で教官として勤務しておられたことがあり、私も医局員時代には先生から多くのご指導をいただき大変お世話になりました。現在は大阪の病院で診療されているということでしたが、今回の講演では「気管支喘息」と「COPD」における最新の知見から、ご自身の研究や実際に診療で経験された症例をご提示いただくなど、大変内容の濃いご講演で非常に勉強になりました。またご講演されながらも先生の診療や研究に対してのスタンスを語られる場面があり、中でも「色々な論文や研究の結果としてそれが統計的な数字として意味があるものだとしても、実際の診療においてどういう意味を持つのかは臨床医として考えなければならない。」というお言葉は非常に感銘を受けました。このお言葉は20年近く前に名古屋大学でご指導いただいていた時にもおっしゃられていた記憶があります。先生の研究者・臨床医としての変わらぬ姿勢は、自分も見習わなければいけないとあらためて感じました。

これからも地域における一専門医として担うべき役割を果たせますよう努力していきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2019年08月26日

「かかりつけ医研修会」に参加してまいりました。

2019かかりつけ医講習会.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末を利用して「かかりつけ医研修会」に参加してまいりました。
この研修会は日本医師会により開催されるもので、各地域で「かかりつけ医」としての役割をになう全国の診療所の医師が参加します。「かかりつけ医」として重要視される3大生活習慣病である「糖尿病」「脂質異常症(高コレステロール血症)」「高血圧症」、多くの疾患治療や健康管理の上で重要な「禁煙指導」「健康相談」「服薬管理」、高齢化社会において必要な知識である「認知症」「在宅医療」「介護保険」、計9つをテーマとした講演を拝聴いたしました。講演は東京の日本医師会館で各領域の第一人者の先生がされましたが、今回も全国各地の医師会でライブ中継され日本全国の多くの医師が参加されたとのことでした。
私自身は呼吸器専門医として呼吸器疾患の専門的診療にあたりながら、すでに地域の「かかりつけ医」としての役割も当然担っておりますため、各講演の内容としては日常診療において重要なテーマばかりでしたが、これまでの情報が整理され新たな考え方に気づかされる部分もあり勉強になりました。今回の研修会で得られた見解を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。

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2019年08月25日

けやき内科が参加した臨床研究の結果が「Allergology International」に論文掲載されました。

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けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

けやき内科が参加いたしました臨床研究の結果が、「Allergology International」に論文掲載されました。(現時点ではArticle in Pressの状況ですが、Web上で全文を閲覧いただくことが可能です。)著者は東京の複十字病院院長の大田健先生です。今回の研究は「気管支喘息」に「アレルギー性鼻炎」を合併した患者様を対象にし、一年間の追跡調査を行なって気管支喘息の増悪の要因となる因子をQOLの評価を含めて解析したものです。日本全国で気管支喘息の診療を専門的に行っている複数の医療機関で実施され、けやき内科も一専門施設として参加し多くの患者様にご協力いただきました。
アレルギー性鼻炎は気管支喘息の患者様に合併することが多く、けやき内科でも喘息治療と合わせて治療を受けてみえる患者様はたくさんおみえです。鼻炎症状のコントロールが不十分だと喘息のコントロールが十分できないという事は日常診療でよく経験する事ですが、今回の臨床研究からもひどい鼻炎症状は気管支喘息の増悪の一因となることが確認できました。適切な鼻炎治療は喘息の治療管理において重要と考えられ、このような医学的な根拠に基づいた診療が重要であるとあらためて実感いたしました。
また医学の発展にはこのような臨床研究が欠かせないものでありますが、なによりも研究への参加にご同意いただいた患者様あってのものであることは間違いありません。今回の研究にご参加いただいた患者様にこの場をかりて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

今後も医療レベルの向上をめざし、何事にも積極的にとりくんでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い申しあげます。


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2019年07月01日

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の講演会に参加してまいりました。

テリルジー記念講演会2019.jpg

けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

京都で開催されました「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の講演会に参加してまいりました。今回の講演会は新規薬剤の発売を記念して企画された講演会で、日本全国からCOPDの診療を積極的に行っている病院・診療所の医師が参加しておりました。
COPDは喫煙を主な原因とし、「せき」「たん」「息切れ」といった呼吸器症状を主とする慢性の呼吸器疾患ですが、症状が軽微なままに経過したり患者様自身が気づかないまま過ごしてしまい、結果として病院で診断された時にはすでにかなり進行している場合もあります。現在日本全国でCOPDの治療を受けている方は30万人ほどと言われていますが、一方で実際にはおよそ650万人のCOPDの方が潜在しているとも言われています。
今回の新規薬剤はこれまでに使用できた薬剤を組み合わせて一つにしたものですので、成分としては新しいものではありませんが一つになったことで使いやすさや利便性のメリットが大きく出てくるものです。加えて臨床的効果も上がると言われていますが、その一方で薬剤の特徴をきちんと把握してデメリットもきちんと理解した上で薬剤選択をしないと、結果的にはメリットが発揮されない可能性もあると考えられます。今回の講演会でもCOPDの病態をきちんと把握した上で、この薬剤を使用した時にどのような効果が期待できるか、逆にどのようなリスクがあるかということも含め、日本でCOPD領域の第一人者の先生方の講演を拝聴いたしました。
今回の講演会に参加して、地域における呼吸器専門医の役割を担うべく今後も積極的にCOPDの診療に取り組んでいこうと感じました。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。
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2019年06月30日

喘息とCOPDの講演会に参加してまいりました。

Respiratory Symposium in Nagoya 2019.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

名古屋で開催されました「気管支喘息」と「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の講演会に参加してまいりました。今回の講演会では、気管支喘息やCOPDの治療の中心となる吸入薬の「吸入指導」についての講演と、喘息とCOPDの合併である「ACO (Astma-COPD Overlap)」についての講演を拝聴いたしました。この地域で呼吸器診療に専門的に取り組む病院・診療所の医師が参加し、講演後の質疑も非常に活発に行われました。
喘息やCOPDの領域で使用される「吸入薬」は、近年診療で使用できる薬剤の種類が増え、治療の選択肢が増えることは非常にいい事ではありますが、反面同系列の薬剤でありながら使用方法が異なること等から混乱を招いている部分もあり、専門医としては治療薬の選択において様々な側面から的確に処方薬を決定する必要があり、一方実際に患者様に薬剤をお渡しする調剤薬局としては「いかに薬剤の使用方法や効果等を的確に説明するか」が重要になってきます。新規の処方や薬剤変更をする際などには特に重要となってくるため、けやき内科でも調剤薬局との連携に「吸入指導依頼書」を利用してより確実な吸入指導の実施に取り組んでおります。
一方で以前から気管支喘息とCOPDの違いや類似点については学会で様々な討議がされてきたものの、「ACO」という概念が提唱されてからは考え方が整理されて実際の診療においても治療方針が立てやすくなったように思われます。けやき内科でも診断の基本である「呼吸機能検査」、肺気腫性変化の評価に有用な「マルチスライスCT」、気道のアレルギー反応の評価に有用である「FeNO測定」等を実施することによって、より的確に診断することに取り組んでいますが、現状全ての医療機関において適正に診断が行われているか疑問視されている部分もあり、まだこれから確立されていく必要のある点が残されている領域だと思われます。
今回の講演会に参加して、日常診療の中で考えていることや疑問に思っていることが整理されました。早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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