2021年04月18日

「刈谷・知立 Respiratory Expert Conference」に参加いたしました。

刈谷・知立Respiratory Expert Conference blog.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

昨日開催されました「刈谷・知立 Respiratory Expert Conference」に参加いたしました。今回は私が「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と「ACO(喘息COPD合併症)」の診療について講演させていただきました。刈谷・知立地域の呼吸器専門医として診療をおこなっている先生方ばかりが参加されてみえましたので、一開業医の立場の私が講演させていただくのも大変恐縮だったのですが、私なりに呼吸器専門医として診療している中で考えていることや、昨今の学会での情報やけやき内科での診療データなど含めて発表させていただきました。講演後には参加された先生方とのディスカッションが行われましたが、大変活発な討議がされ参加された先生方が熱心に日常診療に取り組んでいる事が感じられ、大変有意義な時間を過ごす事ができました。
私は開業前に半田市立半田病院で勤務していた事があり、名古屋大学の医局員時代には刈谷総合病院で外来診療を担当していた事もあって、当時お世話になった先生方も今回の講演会に参加されてみえましたため、コロナ禍でもありリモートでの参加だったのですが懐かしくも楽しいひと時でした。このような機会をいただけた事に感謝し、これからも一呼吸器内科医として精進していきたいと思います。

これからもけやき内科をよろしくお願い致します。

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2021年03月14日

Web講演会「Respiratory Expert Meeting in Aichi」に参加いたしました。

RespiratoryExpertMeeting2021blog.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
呼吸器専門医を対象としたWeb講演会「Respiratory Expert Meeting in Aichi」に参加いたしました。
今回の講演会は二部構成で、第一部では陶生病院の松田先生に「COPD(慢性閉塞性肺疾患)・ACO(喘息COPD合併症)」について、第二部では東名古屋病院の中川先生に「非結核性抗酸菌症」についてご講演いただきました。お二人ともこの地域でこの分野で第一人者として活躍しておられ、診断から治療にいたるまで、それぞれの自施設でのデータや症例経験などもふまえ詳細にご講演いただき、大変勉強になりました。
「COPD」は喫煙を主因とした生活習慣病とも言える慢性呼吸器疾患で、けやき内科にも多くの患者様に通院いただいておりますが、喘息との合併症である「ACO」の診断・治療についても昨今注目を浴びており、新規薬剤の発売もあって呼吸器専門医としてはより的確な診断と適切な薬剤選択が要求されています。
一方「非結核性抗酸菌症」はCOPDほど多くみられる疾患ではありませんが、日本では世界最大の感染症と言われている「肺結核」と比較してもその罹患率を上回るほどの増加傾向を認めており、呼吸診療を行なう上では必ず接する疾患です。なかなか治療効果の得られない疾患でもあり、新規薬剤の開発もすすんでいる中、専門医としては常に新しい情報をキャッチすることを求められています。
今回の講演会では第一人者とも言えるお二人のご講演をお伺いして、大変勉強になり有意義な時間を過ごすことができました。実は私は時期は違いますがお二人とは陶生病院で同僚として勤務していた経験があり、かっての同僚からこのような講演をおうかがいする事ができるのは大変嬉しくもあり励まされるものです。
今回の講演会に参加して得られた知見を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い申し上げます。


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2021年03月12日

講演会「第2回 地域で考えるCOVID-19時代の呼吸器診療」に参加いたしました。

名古屋医療センター講演会blog.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

昨日開催されました講演会「第2回 地域で考えるCOVID-19時代の呼吸器診療」に参加いたしました。この講演会は名古屋医療センターで開催されたもので、名古屋市内で医療センターと医療連携を行なっている診療所の医師が参加いたしました。今回の講演会は、新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大が始まっておよそ1年が経過した中で、どのように呼吸器診療を行なっていくか、病院と診療所でいかにうまく連携をとりつつ地域で診療に取り組んでいくか、ということを主眼に開催されたものです。
まずは名古屋医療センターの院長(前名古屋大学呼吸器内科教授)であれらる長谷川好規先生が「COVID-19の診療体制」について基調講演としてご講演され、続いて医療センター呼吸器内科の小暮先生が「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」についてご講演され、最後に私が「気管支喘息」について講演させていただきました。私は一診療所の医師という立場ではありますが、地域において呼吸器専門医として新型コロナウイルス「COVID-19」の感染対策をとりつつ「気管支喘息」の診療をいかに適切にやっていくかということを中心にお話しさせていただきました。
現在まさに新型コロナウイルスのワクチン接種が始まろうとしている中これから感染終息が期待されている状況ではありますが、おそらくワクチンの効果が出てきても終息にはまだ一年は要するとは言われており、医療機関としてはまだしばらく「COVID-19」に対しての対策をとりながら「COVID-19」以外の疾患の診療もきちんとやっていかねばなりません。そのためには名古屋医療センターのような基幹病院と、我々地域における診療所がうまく役割分担しながら医療連携をとっていかなければいけないことも間違いありません。
今回の講演会に参加して、現在の名古屋地域における「COVID-19」の現状をあらためて認識するとともに、当院の地域医療における役割を再認識する良い機会となりました。参加させていただいた長谷川先生には大変感謝しております。
これからも積極的に地域における医療機関としての役割を担えるよう励んでいきたいと思います。
今後ともけやき内科をよろしくお願い致します。




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2021年02月21日

呼吸器専門医のオンラインミーティングに参加いたしました。

Respiratory Expert Meeting 2021 blog.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
昨日開催されました呼吸器専門医のオンラインミーティング「Respiratory Expert Meeting」に参加いたしました。今回は特別講演としては気管支喘息の領域の第一人者であられる白井先生のご講演を拝聴し、ディスカッションパートではセンターレクリニックの清水先生と私が担当し各々が日常診療の中で重症の気管支喘息の患者様への治療薬としてバイオ製剤をどのような位置付けとしているかを中心に討議いたしました。
白井先生のご講演は重症の気管支喘息の治療管理から、最近の学会における治療薬選択の考え方や、コロナ禍における喘息診療のあり方など、非常に多岐にわたる内容でご講演いただき、大変勉強になりました。私個人としては、重症気管支喘息の患者様の切り札的治療薬とも言える「バイオ製剤」がステロイド抵抗性を改善するのではないかというデータに非常に興味を持ちました。
一方私自身は、けやき内科での実際の重症気管支喘息治療の症例経験を報告しつつ清水先生、および座長のはなさきクリニック加藤先生やみかわクリニック三河先生と討議させていただきましたが、それぞれが呼吸器専門医として診療にあたり経験をしている中で様々な情報を共有することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。今回のミーティングにはオンラインでこの地域の20数名の医師が参加していたとのことですので、それぞれが有意義な時間を共有できたのであれば嬉しい限りです。
今回のミーティングに参加して得られた知見を早速これからの診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い致します。



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2021年01月27日

Web講演会「COVID-19時代の呼吸器診療」に参加いたしました。

第2回COVID-19時代の呼吸器診療blog .jpgけやき内科のブログをご覧いただきありがとうございます。院長の加藤景介です。

本日開催されましたWeb講演会「COVID-19(新型コロナウイルス)時代の呼吸器診療」に参加いたしました。今回の講演会は名古屋大学医学部附属病院の先生方が企画されたもので、この地域で呼吸器診療をおこなっている呼吸器内科医が100名近く参加し、講演への注目度が高い事が参加人数からもうかがい知れました。
まずは前教授であり現名古屋医療センターの院長であられる長谷川先生より、現在の新型コロナウイルスの流行状況などの疫学的データや、今後のワクチン接種事業の概要などにつきご講演いただきました。けやき内科にもCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や気管支喘息などの慢性呼吸器疾患をかかえる患者様に多く通院いただいていますが、最近診察室で患者様からもっとも聞かれる質問がコロナウイルスのワクチンについてです。自分は優先して接種してもらえるのだろうか、ワクチンを接種して副作用は大丈夫だろうか、接種した方がいいのだろうか、など患者様によって質問は様々ですが、担当医としてはできる限り患者様に正確な情報が伝えられるように知識を得ておかねばなりません。その意味で大変役に立つ情報をいくつもご教示いただきました。
進藤先生からは、現在コロナウイルス感染症の治療をおこなってみえる専門医の立場として、診断、薬物治療、呼吸管理、治癒後のマネージメントにいたるまで、非常に多岐にわたる内容でご講演いただき大変勉強になりました。進藤先生は肺炎診療の分野においては国際的に活躍してみえる先生ですが、その講演の内容にはいつも大変重みがあり今回も非常に有用な知見をたくさんご教示いただきました。進藤先生は岡崎の愛知県初のコロナ専門病院の立ち上げにも参画されてみえたとのことですが、Withコロナの時代において進藤先生が名古屋におみえになる事は一つの財産だと感じました。
最後に若原先生より「コロナ禍での喘息・COPD診療」についてご講演いただき、コロナの診療ではなく一般呼吸器診療を主にやっている立場の私としましては、大学病院でどのようなスタンスで診療に取り組んでみえるかを拝聴でき大変勉強になりました。コロナ禍ではこれまでと検査や治療のスタンスが若干異なってくることは間違いなく、これからの診療でも早速参考にさせていただこうと思いました。
これからもけやき内科をよろしくお願い致します。


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