2018年08月27日

「かかりつけ医研修会」に参加してまいりました。

かかりつけ医研修会2018.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。
週末を利用して「かかりつけ医研修会」に参加してまいりました。
この研修会は日本医師会により開催されるもので、各地域で「かかりつけ医」としての役割をになう全国の診療所の医師が参加します。「かかりつけ医」として重要視される3大生活習慣病である「糖尿病」「脂質異常症(高コレステロール血症)」「高血圧症」、多くの疾患治療や健康管理の上で重要な「禁煙指導」「健康相談」「服薬管理」、高齢化社会において必要な知識である「在宅医療」「介護保険」、計9つをテーマとした講演を拝聴いたしました。講演は東京の日本医師会館で各領域の第一人者の先生がされましたが、今回は全国各地の医師会でライブ中継され全国で7,500名以上の参加されたとのことでした。
私自身は呼吸器専門医として呼吸器疾患の専門的診療にあたりながら、すでに地域の「かかりつけ医」としての役割も当然担っておりますため、各講演の内容としては日常診療において重要なテーマばかりでしたが、これまでの情報が整理され新たな考え方に気づかされる部分もあり勉強になりました。今回の研修会で得られた見解を早速今後の診療に活かしていきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。


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2018年07月29日

「名古屋ワクチンフォーラム」に参加してまいりました。

名古屋ワクチンフォーラム2018.jpgけやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

土曜日の診療後に「名古屋ワクチンフォーラム」に参加してまいりました。今回はワクチンの中でも「成人用肺炎球菌ワクチン」にフォーカスをあて、この分野で第一人者の大学教授のご講演を拝聴いたしました。
肺炎は昨年まで日本人の死因の第3位であり、特に高齢者の肺炎は死亡率が高いことから早期診断・治療はもちろんですが、その予防が重要視されています。肺炎の中でも起因菌となることの多い「肺炎球菌」については、現在65歳以上の方を対象に積極的に予防接種がすすめられています。
現在使用できる成人用肺炎球菌ワクチンは、13価の結合型ワクチン(プレベナー)と23価の多糖体ワクチン(ニューモバックス)があります。ニューバックスの方が古くから認可されている点と、現在公費助成の対象となっている点から一般に認知されていると思われます。一方で効果の持続期間の観点から、現在は日本呼吸器学会と日本感染症学会からステートメントがだされているように、間隔をあけて2種類とも接種することが推奨されています。ただ公費助成がニューモバックス1回についてしか認められていないことと、プレベナーがニューモバックスよりも高価であることがなかなか普及しない一因となっていると言わざるをえません。私の個人的見解としても、すでにリタイアされた高齢者の方に対して、いくら医学的に効果があると言っても1回1万円以上する予防接種を勧めるのは躊躇してしまうのは否定できません。
今回のご講演では医学的見地に立ったワクチンの有効性のデータを示していただきましたが、ご講演された先生の地域ではプレベナーについても公費助成がうけられるよう行政に働きかけてとりくんでみえるとのことで非常に感銘をうけました。本当に有効性の高い予防接種であれば地域を問わず等しく接種の機会が付与されるべきであり、今後のワクチン行政の展開に期待したいと思います。

これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。

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2018年06月25日

「第67回 日本アレルギー学会学術大会」に参加してまいりました。

2018アレルギー学会.jpg

けやき内科のブログをごらんいただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

幕張で開催されました「第67回 日本アレルギー学会学術大会」に参加してまいりました。
この学会は「アレルギー」という枠組みのため、内科・小児科・耳鼻科・皮膚科などさまざまな診療科の医師が参加します。私自身は診療の都合上一日のみの参加となりましたが、非常に多くの人でにぎわい大変活気がありました。
今回の学会では「気管支喘息」や呼吸器疾患の診断にかかせない「呼吸機能検査」のシンポジウムに参加いたしました。また学会のためイギリスより来日された、吸入療法の世界的権威であるOmar Usmani 先生とのミーティングに参加する機会もいただきました。Usmani先生とのミーティングは非常に印象深く、先生のご講演では「気管支喘息」の吸入療法における考え方や最新の知見をお伺いする事ができ、講演後の参加した医師との討議も活発に行われ非常に有意義な時間を過ごす事ができました。
「気管支喘息」の治療薬は「吸入ステロイド薬」を主とする吸入薬が中心となりますが、現在薬効成分・容量として何種類もあるばかりか、その吸入薬のデバイス・吸入方法も様々で、選択肢が増えているといういい面もありますが、臨床の現場において混乱の原因となっている側面もあります。我々専門医は患者様の病状などから最も適した薬剤を選択しなければいけないことはもちろんですが、その薬剤の適切な使用法も患者様に伝えていかなければ意味がありません。現在診療の現場では吸入薬の正しい使用法を患者様にお伝えする「吸入指導」の重要性が注目されており、けやき内科でも調剤薬局と連携しての吸入指導システムの構築に取り組んでいます。
今回ミーティング後に個人的にイギリスにおけるUsmani先生の気管支喘息診療の実情をお伺いする時間もいただき、先生の気管支喘息診療に対する熱意が直に伝わってきて大変感銘をうけました。なかでも先生の「新薬の開発にかけるお金があったら、吸入指導のシステムづくりにもっと投資をすべきだ。」というお言葉が印象的で大きな刺激となりました。(また私のつたない英語にもかかわらず、快く記念写真の撮影にも応じてくださいました。)
今回の学会参加で得られたものを早速今後の診療にいかし、よりよい医療サービスが提供できますよう、これからも積極的にとりくんでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願いいたします。

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2018年06月07日

「東名古屋吸入指導セミナー」に参加してまいりました。

東名古屋吸入指導セミナー2018.jpgけやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

昨日愛知医科大学病院にて開催されました「瀬戸旭長久手日進薬薬連携ネットワーク 東名古屋吸入指導セミナー」に参加してまいりました。
今回のセミナーでは、愛知医科大学病院の呼吸器内科医の先生から気管支喘息の病態や高齢者における吸入薬使用における注意点等のご講演ののち、参加者全員での吸入薬デモ器を使用してのハンズオンが催され、最後に特別講演として私自身が「気管支喘息における吸入薬の使い分け」について講演させていただきました。
愛知医大に勤務されている医師・看護師・薬剤師の皆さんの他、近隣の調剤薬局の薬剤師の方々も参加され、ハンズオンでも皆さん大変熱心に取り組んでみえたのが印象的でした。
私はけやき内科での診療経験をもとに、現在の気管支喘息のガイドラインをふまえつつ吸入薬の中で最もよく使用される「ICS/LABA配合薬」の使い分けの考え方などを中心に講演させていただきました。正直、大病院で勤務されている方々に対して一診療所の医師の講演がお役に立てたかどうか不安ではありましたが、この地域における医療連携において愛知医科大学病院は重要な位置付けでありお互いの実情を知るよい機会になったように思いました。「気管支喘息」は呼吸器疾患の日常診療において最もよく遭遇する疾患といえますが、その一方で日本全国で毎年1,500名ほどの「喘息死」が報告されていることからもわかるように時に重篤な病状となる場合もあり、当院のような入院設備のない診療所にとって愛知医科大学病院のような重症患者さんもふくめて入院対応していただける高次医療機関との連携は非常に重要であります。今回セミナーに参加させていただいたことは当院にとっては非常に有意義であったと思われ、このような機会を与えていただいた愛知医科大学呼吸器・アレルギー内科の伊藤理先生には大変感謝しております。今後とも病診連携をとりつつ地域における医療レベルの向上につなげられるよう努力していこうと思いました。

今後ともけやき内科を宜しくお願いいたします。


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2018年05月13日

けやき内科が参加した臨床研究の結果が「Allergology International」に論文掲載されました。

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けやき内科のブログをご覧いただき、ありがとうございます。院長の加藤景介です。

けやき内科が参加いたしました臨床研究の結果が、「Allergology International」に論文掲載されました。著者は近畿大学医学部の東田有智教授です。今回の研究では「気管支喘息」の患者様の病状判断に、海外で作成されたアンケート調査と日本で新規に作成されたアンケート調査を同時に行い、その有用性を検討したものです。日本全国で気管支喘息の診療を専門的に行っている複数の医療機関で実施され、けやき内科も一専門施設として参加し多くの患者様にご協力いただきました。
日本と海外では住環境や文化・生活習慣もことなり、以前から海外のアンケート調査をそのまま使用していいかどうか議論されてきました。今回日本で独自に作成されたアンケート調査はまだ研究段階であり、論文にもありますようにさらなる検討を要する結果ではありましたが、今後も議論していかねばならない課題の一つであります。
また医学の発展にはこのような臨床研究が欠かせないものでありますが、なによりも研究への参加にご同意いただいた患者様あってのものであることは間違いありません。今回の研究にご参加いただいた患者様にこの場をかりて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

今後も医療レベルの向上をめざし、何事にも積極的にとりくんでいきたいと思います。
これからもけやき内科をよろしくお願い申しあげます。


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