2025年02月20日

今日はアレルギーの日です。

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「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今日2月20日は「アレルギーの日」です。

アレルギーが体のなかでおこる際に重要な役割をはたす物質の一つに「IgE抗体」というものがあります。この「IgE抗体」を発見したのは日本人の医学者である石坂公成先生で、石坂先生がこの「IgE抗体」を発見・発表されたのが1966年2月20日なのです。日本アレルギー協会は1995年以降、2月20日を「アレルギーの日」、その前後1週間を「アレルギー週間」とさだめ全国の日本アレルギー協会支部で様々なアレルギーの啓発活動を行っています。

「けやき内科」のある名古屋では、まさにこれからアレルギー疾患の代表的なものである「花粉症」のピークを迎えようとしています。症状がひどくなってからの治療ではピーク時の症状をおさえることは困難といわれていますので、花粉の飛散がはじまっている今から「症状がでないよう」治療を開始するのがおすすめです。「スギ花粉症」と診断されている方は早めに受診されることをおすすめいたします。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。

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2025年02月17日

花粉症シーズン到来!

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「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます!

いよいよ花粉症シーズンがやってきました。1月末から九州や近畿の一部地方でスギ花粉の飛散がはじまっていましたが、先週末から東京都など関東で花粉の飛散がはじまったと報道されています。けやき内科にもすでに鼻水や目のかゆみなどの花粉症の症状で受診される方がでてきていますが、名古屋でも今週後半から花粉の飛散量がぐっと増加すると予想されています。「スギ花粉症」と診断されている方はそろそろ対策をする時期ですね。
「花粉症」は症状がではじめてから治療を開始したのでは効果がでるのに時間がかかり、特にピーク時の症状のコントロールは困難といわれています。一般に予め「花粉症」と診断されているのであれば「花粉の飛散がはじまったら」「症状の出る前に」治療を開始するのがもっともよいとされています。
すでに「スギ花粉症」と診断されている方は早めの治療開始をおすすめいたします。また「気管支喘息」を合併しているかたは、花粉症症状とともに喘息症状の悪化がみられる場合もあるため、特に治療開始することを強くおすすめいたします。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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2025年01月27日

今年の花粉情報は?

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今年もそろそろ花粉の気になる季節になってきました。

日本気象協会によると、今年のスギ花粉は2月上旬に九州から関東の一部で飛散開始となる見込みとのこと。
2月中旬には関東以西の広い範囲でスギ花粉シーズンを迎えるようです。ほぼ例年なみのスタートですが、東海と東北では例年並みか早いと予想されています。東海地域ではすでに1月上旬に花粉飛散が観測された地域もあるとのことです。
また今年の花粉飛散量は、全国的に例年に比べて多いと予想されています。ピークを迎えるのは3月になりますが、強い風が吹く日や急に暖かくなる日には、花粉の飛散が極めて多くなり症状もひどくなることが予想されます。花粉情報や気象情報を確認して、万全な対策を心がけましょう。

スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。花粉症の治療薬については「症状がでてから」ではなく「花粉飛散がはじまる頃には」開始したほうが望ましいとされています。「症状がでないように抑える」という考え方です。症状がでてから治療を開始した場合、特にピーク時の症状のコントロールができない可能性があります。したがってもともと「スギ花粉症」とわかっている方で名古屋周辺にお住まいの方は遅くとも2月はじめから治療を開始するのがよいでしょう。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。



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2025年01月14日

インフルエンザ大流行中!

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「けやき内科」のブログをご覧いただきありがとうございます。

現在日本全国で「インフルエンザ」が大流行しています。
名古屋市によると2024年第52週(12月23日から12月29日)の定点当たりの患者報告数は67.49人で、過去最多となっています。2025年第1週(12月30日から1月5日)には35.57人と低下していますが、それでもそれでも警報レベルである30人をうわまわっています。

今回3連休で人の動きがあったこともあり、しばらく多くのかたのインフルエンザ感染がみこまれています。
「けやき内科」でも12月中旬頃から「発熱」の症状についての受診の問い合わせが大変おおく、駐車場での検査・診察をおこなったりしていることもあり大変混雑が続いています。

「発熱」の症状がある方につきましては、かならずお電話での事前の問い合わせをお願いしておりますが、診療のタイミングによっては混雑などのため他の医療機関への受診をおすすめする場合があります。また状況によって(例えば「発熱してからすでに3日以上たっている」「家族にインフルエンザの方がおりあきらかに感染したと思われる」など)、治療方針にかわりがない場合はたとえ患者様が検査を希望されても検査を実施しない場合があります。検査キットも有限ですので、ご理解いただければと思います。

みなさんうがい・手洗い・マスクなどの感染対策を継続して、この時期をのりきりましょう。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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2024年11月20日

今日は「World COPD Day (世界COPDの日)」です。

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「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
11月20日は「World COPD Day (世界COPDの日)」です。みなさん、ご存じですか?
「COPD」というのは「Chronic Obstructive Pulmonary Disease : 慢性閉塞性肺疾患」のことで、主にタバコによっておこる肺の機能障害をきたす病気です。以前は「肺気腫」や「慢性気管支炎」ともよばれていました。ながくつづく「せき」「たん」「息切れ」を主な症状とする病気ですが、初期のうちはあまり自覚症状がない場合もあります。
現在日本ではCOPDでありながら診断・治療されていない方が650万人以上いると推測されており、世界的にもWHOにより2030年までにCOPDが世界の死因第三位までになるであろうと予測されています。このような現状のなかCOPDが社会的に認知されていないことが問題視されており、まずは一般のかたがたにCOPDを知ってもらおうという目的で2002年に「Word COPD Day」が提唱されました。
「けやき内科」では診断に不可欠な「呼吸機能検査」はもちろん、また「COPD」の病状判断に有用な「マルチスライスCT」による「肺気腫解析」も実施しています。「COPD」に「気管支喘息」が合併した「ACO(Asthma-COPD Overlap: 喘息COPDオーバーラップ)」の診断に有用な「呼気中NO測定」や、COPDに伴う呼吸不全の判断に役立つ「動脈血液ガス分析」も実施しております。「World COPD Day」を機会に「もしかしたら自分も・・・」と思われる方は受診されることをおすすめいたします。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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