2022年06月28日

梅雨明けしました。

2022梅雨明けblog.jpg「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
昨日気象台より、けやき内科のある名古屋・東海地域が梅雨明けしたと発表されました。今年の梅雨はなんと13日間しかなく、観測史上最短で梅雨の間の降雨量も最も少なかったようです。
これから暑い日が続くかと思いますが、水不足にならないか大変心配です。またエアコンの多用で電力不足にならないかも気になりますね・・・
また暑さで「熱中症」になる確率も高くなると思われます。みなさん注意して今年の夏をなんとか乗り切っていきましょう。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。

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2022年06月15日

梅雨入りしましたね。

2022梅雨入りblog.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
昨日気象庁より「けやき内科」のある名古屋・東海地方が梅雨入りしたと発表がありました。今年の梅雨入りは平年に比べて8日ほど遅いとのことです。東海地方以外では中国・近畿・北陸地方が同日梅雨入りしたとのことです。

しばらく雨の多いぐずついた天気が続くと思われますが、このような時期には体調も悪くなりやすいものです。
じめじめしていると食品がいたみやすくなりますので、お腹をこわしやすくもなります。
寒暖の差が激しいと風邪もひきやすくなり、喘息などの呼吸器疾患を持っている方は特に注意が必要です。

みなさん体調管理に気をつけてお過ごし下さい。また、調子がおかしいなと思ったら早めの受診をおすすめいたします。

これからも「けやき内科」をよろしくお願い致します。

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2022年06月05日

令和4年度の「特定健康診査」を実施いたします。

特定健診2022blog.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。

6月から令和4年度の「特定健康診査」を実施いたします。
この「特定健康診査」は平成20年度から開始された「メタボ検診」ともいわれるもので、「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」「高尿酸血症(痛風)」などの「食べ過ぎ」「運動不足」といった生活習慣の問題からおきる「生活習慣病」の早期発見・予防を目的としています。血液検査・尿検査・血圧測定・診察・身体計測を行い、4月1日時点で40・45・50・55・60・65・70歳の方は心電図検査と貧血検査も実施します。
対象となるのは名古屋市在住の40才以上のかたです。ご希望のかたは、「国民健康保険」の方は名古屋市から配布された「受診券」を、「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合・国保連合)」の方は協会あるいは組合から配布された「受診券」をご準備のうえご予約ください。(けやき内科では健康診断はすべて予約制で実施しております。なお通常の診療と同時には実施できません。)また健康保険証の確認も必要ですので、ご来院の際は忘れずにあわせて持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
75才以上のかたは「特定健康診査」とほぼ同じ内容の「後期高齢者医療健康診査」が受けられます。「特定健康診査」同様に名古屋市から配布された「受診券」をご持参ください。なお5年以上後期高齢者健診を受けてみえない場合は受診券は送付されません。受診勧奨のお手紙を持参くださいますようお願いいたします。
健診の結果は3〜4週後に「けやき内科」に届きますので、通常の診療と同様の形式で説明させていただきます。結果説明のみの場合は無料となりますが、治療や精密検査の必要な病状と判断された場合は再診あつかいでの保険診療となります。

一年に一度の健診をうける機会ですので、健康管理のため是非ご検討ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。

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2022年05月31日

今日は「World No Tobacco Day (世界禁煙デー)」です。

世界禁煙デーポスター2022blog.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。今日5月31日は「World No Tobacco Day (世界禁煙デー)」、そして今日から6月6日までの一週間は「禁煙週間」です。

この「世界禁煙デー」はWHOが定めたもので、今年のテーマは「Tobacco: Threat to our environment(タバコ:私たちの環境への脅威)」です。日本では、成年年齢が引き下げられた一方で喫煙に関する年齢制限については引き続き20歳以上とされていることや、喫煙開始年齢の早さと全死因死亡に十分な因果関係があることが報告されていること等から、厚生労働省が「たばこの健康影響を知ろう!〜若者への健康影響について〜」をテーマとして掲げています。
タバコはすっている人のみならず、周囲の人にも「受動喫煙」をおこし健康被害をもたらします。これまでに「自分は吸っていなくとも家族に喫煙者がいると肺癌になりやすい」「親が喫煙している子供は喘息になりやすい」など、さまざまな「受動喫煙」による健康被害が報告されています。現在流行している「新型コロナウイルス」による肺炎の死亡率においては、喫煙者は非喫煙者の10倍以上のリスクとなることが報告されています。喫煙者のかたはタバコの害をきちんと理解して、自分も家族も健康的な生活がおくれるよう「禁煙」にとりくむことをおすすめいたします。
また「けやき内科」では開業時より「禁煙外来」を予約制でおこなっておりましたが、残念なことに現在「禁煙補助薬」の供給が不安定なため実施できない状況となっております。供給が安定化次第再開予定としておりますので、しばらくお待ちいただきますようご理解のほどお願い申し上げます。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
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2022年05月03日

今日は「World Asthma Day (世界喘息の日)」です。

WorldAsthmaDay2022.jpg

「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今日5月3日は「World Asthma Day (世界喘息の日)」です。みなさん、ご存じでしたか?

この「World Asthma Day」は「喘息の国際指針」である「GINA (Global Initiative for Astma)」が「喘息に対する理解をすすめ、喘息の治療管理をよくする」目的でさだめたものです。今年は「Closing Gaps in Asthma Care(喘息治療における格差を縮めよう)」をテーマに掲げ、地域や経済事情による喘息治療の差や医療従事者や患者における喘息に対する理解の差など、喘息治療において問題となる格差を縮めていこうとよびかけています。

「喘息」は風邪をひいたり季節のかわりめなどに「咳」「痰」「息苦しさ」などの症状が出現することが多く、実際に症状を契機に病院を受診されるかたも多いと思います。一般に的確な病状判断のもと適切な治療をおこなえば80%以上のかたが症状のない状態にコントロールできるといわれていますが、症状がなくなったあとも「症状がでないように」治療をきちんと継続していくことが重要です。つまり「症状が無くなった」という事が「喘息がなおった」という事ではないのです。かといってずっと同じ治療を延々と続けるわけではなく、しっかりとコントロールされた状態が維持されていれば治療を「ステップダウン」していく、つまり薬の種類をへらしたり吸入薬の吸入回数をへらしたりする事もできるとされています。またこの「このコントロールされた状態」というのは「症状のない状態」のみをさすわけではなく、喘息の本態である「気道の炎症」がコントロールされ十分な「気道の拡張」が得られていることが条件となります。そういった判断をするためには、自宅での「ピークフローメーター」の測定や、定期的な「呼吸機能検査」・「呼気中NO測定検査」あるいは「呼吸抵抗測定」の実施が有用です。症状のみを基準として治療をやめたりすると、「気道狭窄」「気道炎症」が改善せず何度も症状を繰り返すようになったり、かえって治療必要期間がながくなったりするのです。
現在世界で問題となっている新型コロナ感染症は喘息増悪リスクと考えられており、最もリスクが高いのは「必要な治療を中断している状況」と考えられています。本来であれば必要とされている治療を適切におこなっていない場合にコロナ感染を起こすと、喘息悪化の危険性が高いのです。コロナによる肺炎になっていなくとも、喘息の悪化による呼吸不全をきたし入院治療が必要となる場合もあるのです。
また世界中で「喘息」の患者数が増えていることが注目されており、全世界で約3億3900万人、日本国内でおよそ1000万人の方が喘息であるとされています。また日本で年間約1200件みられる「喘息死」も問題となっており、「喘息死」の一番の原因は「病状を軽く判断したために、適切な治療がおこなわれなかった、あるいは遅れた」ことと言われています。

「けやき内科」は、呼吸機能検査・呼気中NO測定・呼吸抵抗測定等の詳細な検査結果をもとに、「気管支喘息」の的確な病状判断と適切な治療を実施していく呼吸器内科・アレルギー内科の専門医療機関として、適切な感染対策をとりながら積極的に喘息診療にとりくんでいます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。



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