「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます、
みなさん今日は「肺の日」です。(「8」=「ハ」、「1」=「イ」で「ハイ」=「肺」ですね。)ご存じでしたか?
この「肺の日」は「日本呼吸器学会」が『一般市民の方々に呼吸器疾患についての最新の情報を伝え、病気の予防のための啓蒙活動を推し進める』ためにさだめました。日本全国各地で「肺の日」にちなんだイベントや市民公開講座が開催されますが、東海地域では静岡県立病院の白井敏博先生を会長として、8月19日に静岡県総合研修所もくせい会館にて市民公開講座を開催予定です。
「せき」「たん」を症状とすることが多い肺の病気ですが、さまざまな病気があることは以外に知られていません。感染症である「かぜ」「肺炎」「マイコプラズマ肺炎」「結核」、アレルギー疾患である「ぜんそく」、タバコという生活習慣による「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」、悪性疾患である「肺がん」、ほかにも「気管支拡張症」や「間質性肺炎」「肺線維症」など。病気によって治療法もちがいますし、治療期間もことなります。なおる病気もあれば、なおらない病気もあります。「けやき内科」にもこういった「肺の病気」の患者様はたくさんおみえですが、「かぜだと思ってました」といわれる方が結構多いのです。
みなさん「肺の日」を機会に、「せき」「たん」などの症状があるかたは病院を受診してみてはいかがですか?もしかしたら「かぜ」ではないかもしれませんよ。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2023年08月01日
2023年07月09日
健康のため水を飲もう。
「けやき内科」のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今年かなり早く梅雨入りしたせいか、寒暖の差が大きかったり急に蒸し暑くなったりと気候の変動が大きく、その影響か体調を崩される方が多い印象です。また予想ではこれから一週間以内に梅雨明けを迎えるようで、これからは暑さ対策が大切になってきます。この時期は「熱中症」にならないように、こまめな水分補給が必要なのです。「熱中症」は高温多湿な環境に体が適応しきれずにでてくる症状の総称で、「めまい」「倦怠感」「筋肉のけいれん」などがよくみられますが、重症の場合は「意識障害」がみられる場合もあります。屋外でなる事が多いですが、冷房をきらうお年寄りが屋内でなる事も増えています。また体の水分が不足すると「熱中症」以外にも、脱水から血管がつまりやすくなって「脳梗塞」や「心筋梗塞」などの病気につながる可能性もあります。寝る前、起床時、お出かけ時など、特にこまめに水分を摂取しましょう。
厚生労働省もこの時期に合わせて「健康のため水をのもう」推進運動を実施しています。
日常生活の中でこまめな水分補給をこころがけ、今年の夏をのりきりましょう。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2023年06月01日
令和5年度の「特定健康診査」を実施いたします。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
6月から令和5年度の「特定健康診査」を実施いたします。
この「特定健康診査」は平成20年度から開始された「メタボ検診」ともいわれるもので、「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」「高尿酸血症(痛風)」などの「食べ過ぎ」「運動不足」といった生活習慣の問題からおきる「生活習慣病」の早期発見・予防を目的としています。血液検査・尿検査・血圧測定・診察・身体計測を行い、4月1日時点で40・45・50・55・60・65・70歳の方は心電図検査と貧血検査も実施します。
対象となるのは名古屋市在住の40才以上のかたです。ご希望のかたは、「国民健康保険」の方は名古屋市から配布された「受診券」を、「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合・国保連合)」の方は協会あるいは組合から配布された「受診券」をご準備のうえご予約ください。(けやき内科では健康診断はすべて予約制で実施しております。なお通常の診療と同時には実施できません。)また健康保険証の確認も必要ですので、ご来院の際は忘れずにあわせて持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
現在名古屋市では「30・35健診」も行われており、4月1日時点で30才と35才の方も「特定健康診査」と同様の内容の健診を受けることが可能です。「特定健康診査」と同様に名古屋市から配布された「受診券」を持参いただき、ご予約いただきますようお願いいたします。また75才以上のかたは「特定健康診査」とほぼ同じ内容の「後期高齢者医療健康診査」が受けられます。「特定健康診査」同様に名古屋市から配布された「受診券」をご持参ください。なお5年以上後期高齢者健診を受けてみえない場合は受診券は送付されません。受診勧奨のお手紙を持参くださいますようお願いいたします。
健診の結果は3〜4週後に「けやき内科」に届きますので、通常の診療と同様の形式で説明させていただきます。結果説明のみの場合は無料となりますが、治療や精密検査の必要な病状と判断された場合は再診あつかいでの保険診療となります。
一年に一度の健診をうける機会ですので、健康管理のため是非ご検討ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
6月から令和5年度の「特定健康診査」を実施いたします。
この「特定健康診査」は平成20年度から開始された「メタボ検診」ともいわれるもので、「高血圧」「糖尿病」「高コレステロール血症」「高尿酸血症(痛風)」などの「食べ過ぎ」「運動不足」といった生活習慣の問題からおきる「生活習慣病」の早期発見・予防を目的としています。血液検査・尿検査・血圧測定・診察・身体計測を行い、4月1日時点で40・45・50・55・60・65・70歳の方は心電図検査と貧血検査も実施します。
対象となるのは名古屋市在住の40才以上のかたです。ご希望のかたは、「国民健康保険」の方は名古屋市から配布された「受診券」を、「被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済組合・国保連合)」の方は協会あるいは組合から配布された「受診券」をご準備のうえご予約ください。(けやき内科では健康診断はすべて予約制で実施しております。なお通常の診療と同時には実施できません。)また健康保険証の確認も必要ですので、ご来院の際は忘れずにあわせて持参いただきますよう、よろしくお願いいたします。
現在名古屋市では「30・35健診」も行われており、4月1日時点で30才と35才の方も「特定健康診査」と同様の内容の健診を受けることが可能です。「特定健康診査」と同様に名古屋市から配布された「受診券」を持参いただき、ご予約いただきますようお願いいたします。また75才以上のかたは「特定健康診査」とほぼ同じ内容の「後期高齢者医療健康診査」が受けられます。「特定健康診査」同様に名古屋市から配布された「受診券」をご持参ください。なお5年以上後期高齢者健診を受けてみえない場合は受診券は送付されません。受診勧奨のお手紙を持参くださいますようお願いいたします。
健診の結果は3〜4週後に「けやき内科」に届きますので、通常の診療と同様の形式で説明させていただきます。結果説明のみの場合は無料となりますが、治療や精密検査の必要な病状と判断された場合は再診あつかいでの保険診療となります。
一年に一度の健診をうける機会ですので、健康管理のため是非ご検討ください。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2023年05月31日
今日は「World No Tobacco Day (世界禁煙デー)」です。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。今日5月31日は「World No Tobacco Day (世界禁煙デー)」、そして今日から6月6日までの一週間は「禁煙週間」です。
この「世界禁煙デー」はWHOが定めたもので、今年のテーマは「Grow Food, not tobacco(タバコではなく食料を育てよう)」です。日本では、望まない受動喫煙の防止を図るために健康増進法の一部を改正する法律が令和2年4月に全面施行されたところであり、受動喫煙対策をより一層推進していく必要がある事等から、厚生労働省が「たばこの健康影響を知ろう!〜望まない受動喫煙のない社会を目指して〜」をテーマとして掲げています。
タバコはすっている人のみならず、周囲の人にも「受動喫煙」をおこし健康被害をもたらします。これまでに「自分は吸っていなくとも家族に喫煙者がいると肺癌になりやすい」「親が喫煙している子供は喘息になりやすい」など、さまざまな「受動喫煙」による健康被害が報告されています。喫煙者のかたはタバコの害をきちんと理解して、自分も家族も健康的な生活がおくれるよう「禁煙」にとりくむことをおすすめいたします。
また「けやき内科」では開業時より「禁煙外来」を予約制でおこなっておりましたが、残念なことに現在「禁煙補助薬」の供給が不安定なため実施できない状況となっております。供給が安定化次第再開予定としておりますので、しばらくお待ちいただきますようご理解のほどお願い申し上げます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
この「世界禁煙デー」はWHOが定めたもので、今年のテーマは「Grow Food, not tobacco(タバコではなく食料を育てよう)」です。日本では、望まない受動喫煙の防止を図るために健康増進法の一部を改正する法律が令和2年4月に全面施行されたところであり、受動喫煙対策をより一層推進していく必要がある事等から、厚生労働省が「たばこの健康影響を知ろう!〜望まない受動喫煙のない社会を目指して〜」をテーマとして掲げています。
タバコはすっている人のみならず、周囲の人にも「受動喫煙」をおこし健康被害をもたらします。これまでに「自分は吸っていなくとも家族に喫煙者がいると肺癌になりやすい」「親が喫煙している子供は喘息になりやすい」など、さまざまな「受動喫煙」による健康被害が報告されています。喫煙者のかたはタバコの害をきちんと理解して、自分も家族も健康的な生活がおくれるよう「禁煙」にとりくむことをおすすめいたします。
また「けやき内科」では開業時より「禁煙外来」を予約制でおこなっておりましたが、残念なことに現在「禁煙補助薬」の供給が不安定なため実施できない状況となっております。供給が安定化次第再開予定としておりますので、しばらくお待ちいただきますようご理解のほどお願い申し上げます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。
2023年05月02日
今日は「World Asthma Day (世界喘息の日)」です。
「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。
今日5月2日は「World Asthma Day (世界喘息の日)」です。みなさん、ご存じでしたか?
この「World Asthma Day」は「喘息の国際指針」である「GINA (Global Initiative for Astma)」が「喘息に対する理解をすすめ、喘息の治療管理をよくする」という目的でさだめたものです。今年は「Asthma Care for All(全ての方に喘息のケアを)」をテーマに掲げ、喘息治療の遅れている地域も含めて全ての国で等しく喘息の治療プログラムをとよびかけています。
「喘息」は風邪をひいたり季節のかわりめなどに「咳」「痰」「息苦しさ」などの症状が出現することが多く、実際に症状を契機に病院を受診されるかたも多いと思います。一般に的確な病状判断のもと適切な治療をおこなえば80%以上のかたが症状のない状態にコントロールできるといわれていますが、症状がなくなったあとも「症状がでないように」治療をきちんと継続していくことが重要です。つまり「症状が無くなった」という事が「喘息がなおった」という事ではないのです。かといってずっと同じ治療を延々と続けるわけではなく、しっかりとコントロールされた状態が維持されていれば治療を「ステップダウン」していく、つまり薬の種類をへらしたり吸入薬の吸入回数をへらしたりする事もできるとされています。またこの「このコントロールされた状態」というのは「症状のない状態」のみをさすわけではなく、喘息の本態である「気道の炎症」がコントロールされ十分な「気道の拡張」が得られていることが条件となります。そういった判断をするためには、自宅での「ピークフローメーター」の測定や、定期的な「呼吸機能検査」・「呼気中NO測定検査」あるいは「呼吸抵抗測定」の実施が有用です。症状のみを基準として治療をやめたりすると、「気道狭窄」「気道炎症」が改善せず何度も症状を繰り返すようになったり、かえって治療必要期間がながくなったりするのです。
また世界中で「喘息」の患者数が増えていることが注目されており、全世界で約3億3900万人、日本国内でおよそ1000万人の方が喘息であるとされています。また日本で年間約1200件みられる「喘息死」も問題となっており、「喘息死」の一番の原因は「病状を軽く判断したために、適切な治療がおこなわれなかった、あるいは遅れた」ことと言われています。
「けやき内科」は、呼吸機能検査・呼気中NO測定・呼吸抵抗測定等の詳細な検査結果をもとに、「気管支喘息」の的確な病状判断と適切な治療を実施していく呼吸器内科・アレルギー内科の専門医療機関として、適切な感染対策をとりながら積極的に喘息診療にとりくんでいます。
これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。