2026年09月01日

9月は「がん征圧月間」です。

がん検診ポスター2026blog.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます。

9月は「がん制圧月間」です。みなさんご存じでしたか?
この「がん制圧月間」は「がん予防」に対する意識啓発のために1960年に定められました。さまざまな「がん」の早期発見・早期治療の普及を目的としています。
現在名古屋市では「胃がん」「大腸がん」「肺がん」「子宮がん」「乳がん」「前立腺がん」の6つの「がん」についての検診事業をおこなっており、「けやき内科」でも「肺がん検診」「大腸がん検診」「前立腺がん検診」の3つがうけられます。この「がん制圧月間」を機会に「がん検診」をうけることをおすすめいたします。
「肺がん検診」では胸部レントゲン撮影をおこない、ヘビースモーカーなど肺がんの危険度が高い一部の方は痰の検査もおこないます。「大腸がん検診」では便の検査(便潜血反応検査)をおこないますが、採取日のことなる二回分の便をもちいて検査いたします。「前立腺がん検診」では血液検査(PSA測定)により「前立腺がん」の可能性があるかどうか検査します。(いずれも結果説明は後日となります。)
検診結果で異常があった場合、「肺がん検診」については「けやき内科」にてCTや血液検査などによる精密検査をうけていただく事が可能です。(結果により高次医療機関に紹介させていただく場合もあります。)「大腸がん検診」「前立腺がん検診」については二次検診を実施している所定の医療機関に受診していただく手続きをすすめます。
料金はがん検診ひとつにつき「500円」ですが、名古屋市から配布された「無料クーポン券」をお持ちのかたは無料でうけていただくことも可能です。(無料クーポンの対象かどうかは名古屋市のホームページでご確認ください。)

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。



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2026年08月28日

Q「気管支炎と肺炎の違いはなんですか・・・」

教えてドクター2.jpgQ) 気管支炎と肺炎の違いはなんですか。見分け方はありますか。

A) まず気管支炎ですが、多くの場合「かぜ症候群」における上気道の炎症が下気道へと波及して気管・気管支においても急性炎症が生じることで発症します。原因となる病原体としては「かぜ症候群」と同様にウイルスによるものが最も多く、中にはウイルスにくわえて細菌の感染が起きている場合もあります。一方で肺炎は気道を通って肺胞まで到達した病原体が肺内で増殖して炎症が引き起こされることで発症します。原因となる病原体はウイルスよりも圧倒的に細菌であることが多く、細菌の中では肺炎球菌が最も多いとされています。
 このように炎症が起きる場所が、気管支炎では「息の通り道」である気管支であることに対し、肺炎は「通り道の先」にある肺実質です。原因となる病原体も気管支炎がウイルスであることが多いのに対し、肺炎は細菌であることが多いです。したがって肺炎の治療では「抗生物質」が必須であるのに対し、気管支炎の場合は必ずしも抗生物質は必須ではなく対症療法が中心となります。また肺炎は抗生物質が投与されないと重症化のリスクもあり、命にかかわる可能性もあります。一方で気管支炎は無治療でも自然におさまる場合もあります。
 見分け方についてですが、どちらも咳・痰などの気道症状、発熱・悪寒・倦怠感などの感染症状がみられ、どちらかというと肺炎の方が重篤な症状の場合が多いですが、症状のみから見分けるのは困難といえるでしょう。一番明確に見分ける方法はレントゲンです。肺炎はレントゲン上白くうつる陰影がみられるのに対し、気管支炎はレントゲンでそのような陰影はみられません。気になる症状がある場合は病院を受診することをお勧めいたします。

(2026年8月28日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)



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2026年08月12日

「けやき内科」はお休みです。

本日休診.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただきありがとうございます。

 明日13日(木)から夏季休診にはいります。続く14日(金)15日(土)を休診とさせていただき、16日(日)をはさんで17日(月)から通常診療です。ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

 「けやき内科」に通院中のかたで休診期間中に体調をくずされた場合は、各地域の医師会休日急病診療所か救命救急センターを受診いただきますようお願い申しあげます。またその際は「お薬手帳」「血圧手帳」「喘息日誌」など、普段の診療内容がわかるものを持参いただきますようお願いいたします。
 一時よりすずしくなってきた感じもありますが、おでかけになる方も多いとおもいますので、熱中症など体調管理に注意してお過ごしください。

 またお休み明けは混雑が予想されます。特にご予約のない方は待ち時間がながくなる事が予想されますので、お時間に余裕をもってご来院いただきますよう、よろしくお願いいたします。また発熱症状の方はご来院前に必ずお電話くださいますようお願いいたします。急を要さない病状のかたは、再来週以降の受診をおすすめいたします。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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2026年08月01日

今日は「肺の日」です。

肺の日講演会2026blog.jpg「けやき内科」のブログをごらんいただき、ありがとうございます、

みなさん今日は「肺の日」です。(「8」=「ハ」、「1」=「イ」で「ハイ」=「肺」ですね。)ご存じでしたか?

この「肺の日」は「日本呼吸器学会」が『一般市民の方々に呼吸器疾患についての最新の情報を伝え、病気の予防のための啓蒙活動を推し進める』ためにさだめました。日本全国各地で「肺の日」にちなんだイベントや市民公開講座が開催されますが、東海地域では浜松ろうさい病院の豊嶋幹生先生を会長として、本日8月1日に浜松市えんてつホールにて市民公開講座を開催いたします。

「せき」「たん」を症状とすることが多い肺の病気ですが、さまざまな病気があることは以外に知られていません。感染症である「かぜ」「肺炎」「マイコプラズマ肺炎」「結核」、アレルギー疾患である「ぜんそく」、タバコという生活習慣による「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」、悪性疾患である「肺がん」、ほかにも「気管支拡張症」や「間質性肺炎」「肺線維症」など。病気によって治療法もちがいますし、治療期間もことなります。なおる病気もあれば、なおらない病気もあります。「けやき内科」にもこういった「肺の病気」の患者様はたくさんおみえですが、「かぜだと思ってました」といわれる方が結構多いのです。
みなさん「肺の日」を機会に、「せき」「たん」などの症状があるかたは病院を受診してみてはいかがですか?もしかしたら「かぜ」ではないかもしれませんよ。

これからも「けやき内科」をよろしくお願いいたします。


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2026年07月30日

Q「最近、強い息苦しさを感じるため受診したところ・・・」

教えてドクター2.jpgQ) 最近、強い息苦しさを感じるため受診したところ、過換気症候群と診断されました。どんな病気でしょうか。発作時の対処法も教えてください。

A) 人間には呼吸運動によって空気を肺胞へと運ぶ「換気」という働きがあります。通常は無意識な状況で規則正しく行われており、健康な人は正常な状態でも状況に応じて呼吸がはやくなったり深くなったりして調節をする機能があります。
 時に肺や心臓の働きに全く異常がないのに関わらず、発作的に息苦しくなって呼吸が速くなることを「過換気」と呼びます。この場合、肺や心臓の検査をしても特に異常を認めませんが、動脈血液ガス分析において血中の酸素濃度の上昇と二酸化炭素濃度の低下を認めます。血液中の二酸化炭素が通常より低下することによって、本来はほぼ中性である血液がアルカリ性に傾き、しびれや意識障害などの症状をきたすことがあり、この状態を「過換気症候群」と呼びます。過換気が引き起こされる誘因として、ストレスや精神的緊張があげられます。
 症状が出た時の対処法は、ゆっくりと小さな呼吸をするようにして、可能であれば呼気を5秒以上かけるようにします。以前は紙袋などを使用して再呼吸する「ペーパーバック法」が行われたことがありましたが、現在は窒息の危険性もあり推奨されていません。予防法としては、誘因となっているストレスの原因などを分析し、あらかじめ回避できないかを検討することです。メンタルクリニックの受診も一考です。

(2026年7月30日 市民版「教えて!ドクター Q&A」掲載)


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